土曜日。オペラ歌手・澤武紀行さんのリサイタルに行きました。
澤武さんは射水市(新湊)出身のテノール歌手で、ドイツを中心にご活躍されています。
今回は澤武さんの後援会員でもあるU大先輩のお誘いで
北日本新聞芸術選奨受賞記念のリサイタルに行ってきたのですが・・・
お土産にいただいた見事なCD!
輝いています!眩しい〜!!
しかし!この受付でいただいたCDがビニール袋に入っていた!
お察しの良い方はお分かりになると思いますが、客席でビニール袋を触ると「カサカサ」ってものすごく響くんです!
悪い予感は当たり、リサイタルの最中もご婦人方がバックを触るたびに「カサカサ」「カサカサ」きっと耳の良い歌い手さんは、私以上に気になっただろうな、、、(泣)
さて。
リサイタルは、ヨーロッパ民謡あり、歌劇の一場面あり、カンツォーネあり、唱歌あり、昭和歌謡ありという、歌のジャンルを問わない!盛りだくさんの内容。
「カサカサ」の音も吹き飛ばす圧巻の歌唱力。
そして美しいお声に聞き惚れて、あっという間の2時間でした。
特に感激したのは美空ひばりさんの「津軽のふるさと」。
これはCDを出して欲しい。。。もっとたくさんの方に聞いて欲しい。
でもとにかく、どの曲もとても「言葉」を大切にして歌っておられるのが伝わってきて
ただただ、すごいなぁ、と思いました。これがプロなんでしょうね。
なんでもテノール歌手は45歳からの10年が歌い手として一番充実している時期なんだとか。
澤武さんご自身もお話になっていましたが、円熟期に入り、ますますのご活躍をお祈りしております。