ある日のランチタイム。
前日に作ったカレーを会社に持ってきました。

しかし、ご飯がありません。
しかし、米はありました。
しかし、炊飯器はない。

ご飯のパックでも買ってくるべか、と思っていたら「ちょっと待て！」の声。
おもむろに米をポリ袋に入れ始めるI村さん。

「何すんがですか！」
「米を炊く。」

そのままI村さんは、水を入れてキュッと縛るとフライパンにお湯を沸かしポリ袋をイン。
最初は割り箸の上にカゴを乗せて、その中に米の袋。

ほんまにこれで炊けるんかいな。半信半疑で見ていると、少しずつ米の色が変わってくる。
それでもまだ信じられません。
めっこになったらどうしよう。やっぱりパック飯買ってくるべか。

２５分後。
「もういい」のお許しが出て、ポリ袋を開いてみると、、、
ちゃんとお米が炊けている！

いや、炊けたじゃなくて煮えたのかな？
食べてみると、めっこにもなっていない。いい感じ。
カレーもおいしくいただけました。

I村さん曰く「赤十字で教えとる災害時のご飯の炊き方」なんだとか。
調べたら、本当にそうでした。。。
物知らずですみません。

しかし目分量で水を入れてよくちゃんと炊けたなぁ。
水や米の量のメモリが書いてある専用の袋もあるようですよ。
ちゃんと美味しいけれど、これにお世話になるのは災害時。
感慨深い味でした。