先日、鹿児島出張の折に少しだけ自由時間があり、鹿児島市内を散策してきました。
実は、鹿児島に仕事で行くことが決まった時から行きたかった場所があったのです。
それが、、、
かごしま近代文学館。
ここには、鹿児島ゆかりの作家たちの作品やゆかりの品があり、私の大好きな向田邦子さんの遺品も展示してあります。
向田邦子さんは東京生まれですが、なんでも小学校の頃に2年間ほど鹿児島に住んでおり、飛行機事故で亡くなった後に、この文学館が遺品の引き取りを申し出たらしいのです。
館内には「向田邦子の世界」と銘打った部屋があり、生前使っていたソファや机、そしてドラマの台本の草稿やアイデアを書いたものなどが展示されていました。
そして壁には「叶わぬ夢も多いが 叶う夢もあるのである。」との言葉が。
深い。
1時間以上かけて、ゆっくり館内を回った後、外に出ると「生きて火を吐く桜島」がありました。
鹿児島の忘れられない思い出です。
【吉】