今年は例年になく、のんびりとお盆やすみをいただきました。
お墓まいりも墓掃除もでき、甥っ子や姪っ子とも遊び・・・
久しぶりに本もゆっくり読めました。
本を読むのは好きなのですが、昔から漫画はそれほど読みません。
というのも、小さい頃から我が家は「漫画ほぼ禁止」だったのです。
「ほぼ禁」なのは、例外もあるからで、「サザエさん」「ドラえもん」
そして「学研のひみつシリーズ」はその例外。
一度、あの手塚治虫大先生の「ブラックジャック」をねだった時には
母が本屋のお兄さんに「この手塚なんとかの漫画は子供が読んでも大丈夫な内容なのか?」と問い詰めたくらい。本屋のお兄さんは驚いて「手塚治虫なので、たぶん大丈夫だと思います。」と真面目にお答えになっていたが、結局「ブラックジャック」は買ってもらえなかった。
『モグリの医者』という設定に問題あったのか、理由はわかりませんが、
手塚治虫で教育上よくない漫画のレッテルを貼られたら世の中のほとんどの漫画は発禁だ。
そんな幼少の経験もあり、ある年齢になって堂々と漫画が買えるようになっても
「漫画=買ってはいけないもの」という後ろめたさはあって、漫画コーナーに足を踏み入れるのは未だに躊躇してしまいます。学生時代に「MASTERキートン」を大人買いした時も、心臓がバクバクしっぱなしだった。
わかりやすく言えば
「このエリア、毒に侵されているぜ!息を止めて走れ!」みたいな発令が出てくる感じ。
肩苦しい習慣ですが。
で、話長くなりましたが、このお盆に漫画を買いました。
購入時には「養老孟司の骸骨考」も一緒に求めました。毒を薄めるために。
買った漫画はコレ↓「ねことじいちゃん」。
実は、購入してから毎晩寝る前に読んで泣いています。
画がキレイ。まるでコンテのよう(褒め言葉か?)。
そして空気感があるのです。
最近、記事の最後を「ぜひ○○してください!」とつまらない言葉で締めてばかりですが
今回も書きます。
ぜひ読んでみてください!
【吉】