映像制作・動画制作のVision21

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レースの話

今年もよろしくお願いします。年明けは編集が仕事始めだった【吉】です。

年末から年始にかけて何を編集していたかというと、昨年末、静岡県の富士スピードウェイで行われたDreamCup6時間耐久レースです。耐久レース、ご存知ですか?ご存知ですよね?長時間すごい距離を走るものです、簡単に言えば。

今回取材に行ったDreamCupは、6時間で走った周回数を競うもの。耐久レースは大会によってドライバーのエントリー数やタイヤの使用本数、給油などの規定が細かく決められており、それが勝負の駆け引きにも左右するのが面白み。DreamCupの場合は、ドライバーエントリーは4人まで。1回の給油量も決められていて、給油に入ると一定時間ピットに滞在しないといけないルールなどがあります。レースはトヨタの86とVitzとYarisのクラスが入り混じって走っているので、実況のアナウンスとピット内のモニターに映し出される順位表を常に確認していないと、どんなレース展開になっているのかわかりません。しかも順位がずっと1位であっても、残り1時間を切ったぐらいで逆転されることも多々あるという各チームの戦略はスプリントにはない奥深さがあります。

縁あって2011年からネッツ富山さんの「ネッツ富山レーシング」に同行させていただいていますが、毎回何が起こるかわからないのでとても緊張するお仕事です。実際に今までもレース途中で他チームとの接触、あるいは予選でアクシデントがあり本戦に進めず、、ということもありました。しかもピット内の取材は私にとって年1回きりのカメラ仕事。この仕事が終わると、普段お世話になっているカメラマンの皆さんへ尊敬の念が高まります。

一昨年はコロナで大会が中止されたため、今回が10回目の耐久レースだったわけですが、当日は晴天にも恵まれ、ネッツ富山チームもすこぶる順調。セーフティーカーが途中で導入されようが、ブレーキ部分のアクシデントがあろうが冷静に。本当に冷静なチームの皆さんの連携が素晴らしかった。「経験する」ことの大切さとチーム力を痛感した取材でありました。大会全体が「開催できてよかった!」という和やかな雰囲気に包まれていたのもよかったかな。。。

さて。番組は1月15日に富山テレビ放送で放送されます。12分番組です。大事なことだからもう一度書きます、12分番組です。6時間のレースをぎゅぎゅっとまとめて12分。どんな風になっているか、ぜひ見てやってください。

【吉】



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