夏休み真っ只中。
子供の頃の夏休みといえば、ラジオ体操にプールに宿題、自由研究。最近はラジオ体操も自主参加のところが多いらしいですね。私が子供の時は、ラジオ体操は絶対参加。ハンコを押してもらう出席カードを夏休みあけに学校に提出していました。ついでに言うと、うちの町内はラジオ体操終わりで持久走までしていた。今ある体力は子供の頃に鍛えたおかげです。ありがとう。
さて。先日、弊社のママさんDが小矢部市の桜町遺跡に取材に行きました。
桜町遺跡。実は行ったことがなくどんなところか知らなかったのですが、国内でも珍しい植物系の遺跡が発掘された場所らしい。
高床式住居の柱の遺跡。
へ〜。と普通に見てしまいますが、実は植物系の遺跡がこのようにしっかりしたカタチで残っているのは珍しい。考えてみれば、土に埋まってしまったらバクテリアが分解ちしゃいますもんね。
では、なぜこのようなしっかりしたカタチで残ったかと言うと、それは「水」。桜町遺跡のあった場所は、水場として使われていたと考えられていて、そのため水の中に沈んだ柱や木ノ実なんかが分解されることなく残ったのではないかと考えられているそう。水中にあったおかげで残っていたのは、魚津市の埋没林なんかもそうですね。
そんな桜町遺跡の発掘物の中でも珍しいのが・・・
「コゴミ」です。
形、完璧に残っています。まさにキセキ。というか、オサレなアクセサリーみたいでなかなか素敵です。
夏休み、もしお子さんの自由研究がアルという方はいかがでしょうか?小矢部市桜町遺跡でした。
【吉】