最近、血圧高めの【吉】です。
もうすぐ土用。土用といえば、そうです。
梅干しの土用干し。ここ数年、定期的に梅干しを作っていますが、私の梅干しは市販のモノには絶対に負けないある特徴が。それは・・・
「塩分がハンパない」こと。
通常梅干しに使う塩の量は、梅の重さに対して15%前後。ですが、私はそんなことおかまいなしに、目分量で大量の塩を入れて作ります。それは「しょっぱいものは悪くならない」と信じているから。
今回も容赦なく塩をまぶして梅をつけたら、出ました。梅酢が大量に。
でも・・・
塩、溶けずに残っとる。
それでも気にせず、塩もみした赤紫蘇も準備。赤紫蘇はアク抜きをするために、これまた大量の塩でもみまして・・・(写真はアク)
その「げきから(劇的にしょっぱい)」赤紫蘇を合体させると・・・
ヒトクチタベレバ、悶絶級ノウメボシガデキルノダ。
ちなみに、一昨年漬けた梅干しは想定を上回るしょっぱさだったため・・・
そのまま食べるのをやめて「煎り酒」に。「煎り酒」は、お酒と梅干しを煮詰めた室町時代から使われていたという調味料。
悪魔のような梅干しのしょっぱさがお酒で煮ると、いい塩梅の上品な調味料に。夏場の身体が欲するさっぱり料理にはぴったりです。
血圧高めに塩分はよくないと思っていても、なかなか改善できない食習慣。今年も罪悪感に苛まれながら、土用干しをすることでしょう。
【吉】